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松井研究室

研究分野・キーワード:有機トランジスタ、有機回路、デバイス物性、シミュレーション、絆創膏型センサ

松井研究室は2016年10月に発足した新しい研究室です。有機トランジスタを使ってプリンタブル・フレキシブルデバイスの開発を行っています。同センターの時任・熊木・関根研究室や長峯研究室と密に連携し、多くの企業とも共同研究を行っています。

有機トランジスタの高性能化とデバイス物性解明

有機半導体から作られる有機トランジスタは、電流の流れを制御する働きをもつ電子デバイスです。ディスプレイやシート型センサ、無線ICタグなどに使われます。当研究室では、その有機トランジスタをより高速に動作させるための技術開発や、その動作原理の解明に取り組んでいます。

印刷型有機集積回路の開発

インクジェット印刷や凸版反転印刷などを用いることで薄く、軽く、柔らかく、安価な電子デバイスを開発します。そのために高性能なp型およびn型の有機半導体を組み合わせたCMOS回路を構築し、新たな回路設計法なども取り入れながら印刷型有機集積回路の開発に取り組んでいます。

ウェアラブル型健康管理デバイスの開発

有機トランジスタで構成した信号処理回路や無線通信回路と様々なバイオセンサを組み合わせることで、健康管理のためのウェアラブルデバイスを開発しています。薄く、軽く、柔らかいデバイスとすることで、装着感のないデバイスを実現します。