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鳴海研究室

研究分野・キーワード:有機・高分子化合物の合成、糖質コンジュゲート、光線力学療法・光線力学診断(PDT・PDD)、環拡大重合、大環状ポリマーブラシ

鳴海研究室では、有機・高分子化合物の精密合成、生体機能性分子の複合化、植物資源の活用を手段として、高付加価値材料の合成開発に取り組んでいます。

生体機能性光感受性分子の合成

糖鎖やアミノ酸をハイブリッドした光感受性分子の合成開発に取り組んでいます。物理化学的特性を明らかにするとともに低侵襲性のがんの治療法としてその究極といえる光線力学療法 (PDT) での活用を目指しています。

植物資源の高度活用

デンプン資源を複合化した高分子の開発に取り組んでいます。精密合成のルートを構築し、生成物の溶液中や固体状態での自己組織化能を明らかにします。グリーンナノテクノロジーの素材となるハイブリッド材料を開発します。現在はヘミセルロースの高度活用に力を入れています。

環拡大リビングラジカル重合の開発

高分子合成の分野における基礎研究に取り組んでいます。この分野では、ここ20年間でリビングラジカル重合 (制御ラジカル重合) の研究が精力的に行われてきました。これにより、バリエーションに富んだビニルポリマーの精密合成が可能となりました。しかし、ビニルモノマーの環拡大重合は、開発が著しく遅延しています。鳴海研究室では、ビニルモノマーの環拡大重合を可能とする重合系の開発、系の実体の解明、複雑な反応機構を逆手にとった新奇な材料の開発を目的に研究を進めています。