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入学から卒業まで

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卒業までの流れ

開講科目の詳細は開講科目のページをご覧ください。

1年次

1年次では、山形市内にある「小白川キャンパス」で大学内で共通の「基盤共通教育科目」を受講します。以下に示すように一部、専門性の高い「専門教育科目」も受講し、専門の基礎を修得します。

専門教育科目:微積分解法、化学C、物理化学基礎、数学C、物理学基礎、有機化学基礎、高分子工学

秋の小白川キャンパス

春の米沢キャンパス

2年次

2年次からは、米沢キャンパスに移って「専門教育科目」を中心に受講します。数学・物理・英語などの工学基礎分野に加えて、高分子・有機材料を学ぶ上で基礎となる有機化学と物理化学を受講します。2年次後期には、高分子の合成から成形加工までを網羅した3つの概論(合成化学、光・電子材料、物性工学)、高分子・有機材料評価・解析の基盤となる構造解析・分析 を学習します。また、物理・高分子科学に関連する実験、他学科の専門である3つの概論(化学・バイオ工学、情報エレクトロニクス、機械システム)を学習し、工学に関して幅広い知識を修得します。さらに英語を用いた専門授業(基礎専門英語)および科学英語を学習します。これらの学習を通して、高分子・有機材料工学分野の技術者としての基礎を身に付けます。

3年次

3年次からは、3つの専修コース「合成化学専修コース」、「光・電子材料専修コース」、「物性工学専修コース」のどれかに属し、それぞれのコースにおいて特色ある教育を受けます。英語論文読解を行う輪講やより専門的な実験を行います。また、後期からは各研究室に配属され、早い段階で最先端の研究に触れることで各人の実践能力を伸ばし、さらに研究室内での各種ゼミや研究報告会などを通じてコミュニケーション能力、社会人力を養成し、スムーズに卒業研究・修士論文につなげます。各研究室における研究内容については、それぞれのページをご確認ください。

4年次

4年次では、各研究室にて最先端の卒業研究に取り組みます。各研究室におけるゼミ、報告会および研究を通じて、離散型から連続型への知の深化、考える力、纏め上げる力、情報収集力、課題の発見と解決力、コミュニケーション力、プレゼンテーション力、社会人力を養成します。卒業時に行われる卒業研究発表会では、専門的かつ基礎的な視点での研究成果の審査とともに、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力も評価します。また、大学院は有機材料システム研究科有機材料システム専攻に進学することになります。